奥秩父(山梨/長野) 鷹見岩(2092.6m)、大日岩(2201m)、金峰山(2599m) 2018年6月2日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 4:14 瑞牆山荘−−4:30 林道−−4:52 富士見平小屋−−5:27 鷹見岩分岐−−5:42 鷹見岩 5:45−−5:53 鷹見岩分岐−−6:01 大日小屋−−6:28 県境稜線(2170m鞍部)−−6:35 大日岩 6:37−−8:08 金峰山 9:35−−10:24 2170m鞍部−−10:38 大日小屋−−10:46 鷹見岩分岐−−11:05 富士見平小屋−−11:16 林道−−11:24 瑞牆山荘

場所山梨県北杜市/甲府市/長野県南佐久郡川上村
年月日2018年6月2日 日帰り
天候晴後曇
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場瑞牆山荘に無料駐車場ありだが百名山2山の登山口のため早々に満杯になり路側駐車の列ができていた
登山道の有無あり
籔の有無鷹見岩へのルートは石楠花がはみ出るが道はあり藪漕ぎというレベルではない
危険個所の有無大日岩のてっぺんに登るのはクライミング技術が必要
山頂の展望どの山頂も展望が開ける
GPSトラックログ
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コメント鷹見岩のついでに大日岩と金峰山に登ったが大日岩は以前登ったピークは間違いだったことが判明。今回は正確な山頂を踏んだ。病み上がり直後で半月のブランクがあったが体力的にはどうにかなったが翌日に足が筋肉痛に・・・。今年初のハルゼミ大合唱にちょっと感激。


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瑞牆山荘近くの路側に駐車 斜面ショートカットで登山道へ
登山道に乗る 林道を横断
(標高1690m付近) 林道終点
林道終点 富士見平直下の水場
富士見平小屋テント場 富士見平小屋
鷹見岩分岐。山頂まで登山道あり 2010m鞍部
石楠花がはみ出す 鷹見岩山頂直下の鎖場
鷹見岩山頂 鷹見岩から見た富士山
鷹見岩から見た南〜西〜北の展望
鷹見岩から見た北〜東〜南の展望
鷹見岩から見た南アルプス
鷹見岩から見た仙丈ヶ岳、甲斐駒
鷹見岩から見た八ヶ岳
大日小屋。登山道より少し下がった場所にある 大日岩直下から見た鷹見岩
大日岩を見上げる 2170m鞍部で県境稜線に乗る
2170m鞍部から見た大日岩。登山道は巻いている こんなところを登ったり
大日岩山頂一角から南を見下ろす 大日岩山頂。この岩のてっぺんには登れなかった
標高2410m付近 砂払ノ頭(標高2420m付近)で森林限界突破
金峰山が見えた 金峰山小屋
山頂はもうすぐ 金峰山山頂
五丈岩 金峰山山頂。三角点裏側の岩が最高点
金峰山山頂から見た360度パノラマ写真(クリックで拡大)
金峰山山頂から見た東側の展望。今年の大弛峠を越える林道開通後最初の週末で賑わっていた
金峰山山頂から見た南アルプス
金峰山山頂から見た八ヶ岳
五丈岩は賑わっていたがてっぺんに立てたのは数人 金峰山山頂から見た鷹見岩
八幡山へ続く尾根 帰りはかなり賑わっていた
富士見平のテントは増えていた 瑞牆山荘到着。駐車場は満杯


・関東の2000m以上の山は登り尽くしているが、奥秩父の鷹見岩がいつの間にか地形図に記載されたので登りに出かけることにした。時間が余るだろうから金峰山にも足を延ばすことにしたが、約半月ぶりの山なので体力の方が心配だった。私の人生の中で最もひどい風邪の症状で約1週間寝たきり、完治まで約3週間もかかったのだった。出かける時点でまだ完治はしていなかったが9割がたは回復していたので大丈夫だろうと判断した。
・登山口は瑞牆山荘。長野市内から約150kmだった。開通したての中部横断道を北佐久から現在終点の八千穂高原まで利用。この区間は無料なので。さすがに夜中は車は少ない。
・国道141号線を南下、信州峠を越えて瑞牆山荘へ。無料駐車場があるがここは百名山の登山口で夜中から早朝も車が続々と入ってきてゆっくり寝られないと判断、僅かに北側に下った路側に駐車して仮眠。なお、翌日の下山時には私が駐車した場所より遠い駐車余地にも車が置いてあったので駐車場は満杯になったらしい。
・まだ薄暗いが日の出前に出発。面倒なのでショートカットして登山道へ合流。さすがに百名山なので道は立派で藪皆無で迷う心配も無し。
・土曜早朝なのに富士見平のテント場は賑わっていた。おそらくここをベースに金峰山と瑞牆山を振り分けて登るためだろう。比較的近くに水場があり便利そう。テント場も広いし樹林の中なので夏場の日中でも涼しく幕営できそう。
・飯盛山の南を巻いて鞍部よりやや北側で鷹見岩分岐が登場。予想外にも鷹見岩の案内看板があり登山道があるようでちょっとびっくり。
・これまでよりも数段グレードは落ちるが鷹見岩山頂まで登山道が続いていた。周囲は石楠花の森で道が無ければかなり苦労しそう。石楠花の花が真っ盛りだった。
・山頂直下に鎖が下がっていたが使わなくても通過可能。鎖の上が鷹見岩山頂で花崗岩巨岩のてっぺんで展望抜群だった。残雪の南アルプスも見えていた。
・縦走路に戻って県境に出てから計画に無かったが大日岩に登ることに。後で気付いたが地形図の書体からして山頂と扱っていいとみられるピークだった。鞍部から見ると登れそうにない花崗岩の巨岩。
・小川山へ続く登山道は東を巻いているようだが山頂目指してまっすぐ登っていく。踏跡があり空身の先客が下ってくる。しかし踏跡は本格的な岩場に出ると消失、普通はこれより先は登らないようだ。
・でもどうにか登れそうなルートを見出して突入。花崗岩は風化しやすく表面の凸凹が少ないので手掛かり足がかりが少なく、僅かな凹みに登山靴のエッジを引っ掛けたりしてどうにか登っていく。最後は狭い岩の間に挟まって登ると山頂の一角に到着。
・そこは正確には最高点ではなく、すぐ北側の目の前の岩が最高点と思えた。そこにも挑戦してみたが最後の最後が登り切れず、頭は岩よりも高い場所に出たが岩の上に立つことはできなかった。それでも自分の中では山頂に立ったと満足できるレベルまで上がったので良しとした。当然ながら山頂付近は立ち木皆無で大展望。
・鞍部に下り金峰山を目指す。砂払ノ頭の標識が立った肩より上部で森林限界を突破、展望が開ける。やはりこんな稜線歩きは楽しい。下界は雲海に覆われていた。大弛峠方面からの縦走者だろうか、下ってくる人の姿も結構見られた。
・たぶん3度目の金峰山山頂に到着。地形図では五丈岩の標高は書かれておらず2580m等高線の範囲内で、三角点東側の岩が積み重なった場所が最高点の2599mとなっている。五丈岩は以前登った時に挑戦してみたが歯が立たなかった経験あり。今回も見上げるだけで登らなかったが、山頂で休憩中に数人がてっぺんに立っていた。ただし途中撤退の姿が目立ったが。やはりある程度の岩の素養が必要。
・金峰山山頂からの展望は良好。残念ながら北アルプスは霞んで影も形も無かったが谷を挟んで反対側には八ヶ岳がずらり。その左には入笠山付近から上河内岳までずらりと南アルプスが並んでいた。もう残雪はかなり減っていて、白いものが見えるのは白根三山と荒川岳、赤石岳くらいだった。
・帰りは往路を戻る。まだまだたくさんの登山者が金峰山へと登ってきていた。おそらく今週は大弛峠への林道が開通したと思われるが、瑞牆山荘発の登山者もかなり多かった。学生パーティーの姿も目立った。この光景は藪山では見られずさすが百名山。
・瑞牆山荘に戻ると路側まで駐車されていて予想通りの賑わい。大弛峠はすごい縦列駐車の長い列ができているだろうな。

 

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